私の車は10年近く前に購入したスズキのパレット、色はピンクです。
消費税増税を前に買い替えを検討していましたので、今日は予約をして新しいスペーシアカスタムの試乗をしてきました。
車のことに詳しいわけではないですが、主婦目線で見たスペーシアカスタムについてレビューを書いてみたいと思います。
新型スペーシアカスタム試乗体験
買い替えを検討している理由
- ハッチバックが故障して開かなくなってしまった
- 消費税増税
- 夫も私の車を使うことになってしまった
まだ十分使えるのですが、以上のような理由で買い替えを検討しています。一番の理由は色がピンクだからでしょうか。40過ぎたおっさんがピンクの車に乗るのは夫が恥ずかしいみたいです。
候補の車はやはり軽自動車
自宅の車庫の大きさ、維持費の安さから、やはり軽自動車を候補にあげています。それもスライドドアつきのタイプがいいですね。車庫の幅が狭いので、ドアを開く十分なスペースが取れないからです。
ホンダのNボックスとスズキのスペーシアを検討しています。今回は、スペーシアカスタムの試乗をしてみました。
試乗した車
スズキ スペーシアカスタム HIBEID XSターボ
アーバンブラウンパールメタリック
2017年12月にフルモデルチェンジした新型スペーシアカスタムです。この車は私が現在乗っているスズキパレットの後継ですね。
私がいいと思った点
主婦目線で見たときの、これはいいと思った点をあげてみます。
見やすい広い窓と長いバイザー
今まで乗っていたパレットよりもスペーシアカスタムは7センチも高くなって179センチになります。
運転席から見たときに窓が遠いと感じました。広々といていて見晴らしがいいです。窓が広いことで、死角が減りますね。
日差しが差し込みやすいというのが気になりますが、その分サンバイザーが長くなっていました。これならしっかりと日差しを遮ってくれそうです。
運転席助手席ともにチケットホルダーとミラーがついていました。ちょっと口紅直したり、髪型が気になったりしたときに、このミラーが便利です。助手席にもついてるのがいいなと思います。
後部座席の窓にサンシェード装備
後部座席の両方の窓には、下からスッと引っ張り出せるロールサンシェードがついています。
吸盤のついたダサいサンシェードを張り付けなくても日差しを避けることができますね。下から簡単に引っ張り出せて、窓の上のほうにあるフックに引っかけて使います。
フィルムを貼ると後部座席は真っ暗になってしまうのが不満でしたが、これだと日差しが強すぎるときだけサンシェードを使えるので、不必要に暗くならないのがいいですね。
収納ポケットがたっぷり
ドアを開けると、ポケットが2段ついています。下のほうにはドリンクホルダーもあります。
ポケットにはガソリンスタンドのカードを入れたり、手帳などの薄いものを入れることができます。500のペットボトルも余裕で入るドリンクホルダーも使い勝手がよさそうです。
助手席側のインパネボックスも容量が大きくてたくさん物が入りそうです。ティッシュは別に引き出しがありますので、さっと取り出せますね。
私はこのインパネボックスにはゴミ箱につけるビニール袋の予備と、不祝儀袋、ポチ袋、ペンなどを収納しています。
小さな引き出しはもう一つのドリンクホルダーになっていて、エアコンの風が当たる場所に飲み物を置けます。
運転席側のドリンクホルダーは四角い形なので、紙パックの飲み物も入れることができます。私はタンブラーを使うことがあるので、大きいサイズのドリンクホルダーが使いやすそうと思いました。
左が助手席側で、インパネアッパーボックス、箱ティッシュの引き出し、ドリンクホルダーをすべて引き出した状態です。
右は運転席側のドリンクホルダー。エアコンの風が当たる位置に四角いホルダーがあります。
面白いのはこの車、ドリンクホルダーが10か所もあります。
- 運転席エアコンの近くと、足元の2か所
- 助手席エアコンの近くと、足元の2か所
- 後部座席足元左右それぞれの2か所
- 座席背もたれ後ろに4つ
左の写真は後部座席ドアです。足元に500mlのペットボトルも入るドリンクホルダーがあります。左右のドア両方にあります。
右の写真は、運転席、助手席の背もたれの後ろにそれぞれテーブルがついています。テーブルに2つドリンクホルダーがあり、合計4つのホルダーがあることになります。
このテーブルは走行中は使用できないので、停車中、車内で食事をするときには便利かもしれません。我が家でその用途はないかなという気もしますが・・・
黒の皮に赤いステッチがかわいくて、座りごこちのいい椅子
ヘッドレストと座席のフチ、ハンドルが黒の本革が使われていて、そこに赤い糸のステッチが入っています。これがかわいい!
そして椅子もふかふかしていて座り心地がいいです。後部座席も柔らかくて、スライドしたり、背もたれの角度調節もできるので長時間座ってもお尻が痛くならなそうです。
ラビを連れてお出掛けするときには私は後部座席に座るんですが、今使っているパレットは、後ろは座り心地があまりよくなくて、カーブの時の横揺れも気になっていました。
新しいスペーシアカスタムは横揺れもほとんど気にならなくて、快適に過ごすことができました。
ワンアクションでフラットにできるラゲッジスペース
今使っているパレットは後部座席をフラットにするのがちょっと大変でした。椅子を倒した後、ひもを引っ張ってフラットにするのですが、このフラットにする作業が重くて大変でした。
スペーシアカスタムは、後部座席の肩にあるレバーを持ち上げて、椅子の背もたれを前に倒すと、簡単にフラットにすることができます。フラットの状態までワンアクションで出来るのがとても楽でした。
倒した状態で真ん中にあるひもを引っ張ると椅子をスライドさせることもできます。これもすごく軽い力でできるので、私一人でもフラットな状態にカンタンにすることができます。
サーキュレーターで後部座席も快適温度
天井の中央にサーキュレーターがついています。エアコンの風を前から吸い込んで、後ろに送ってくれます。
サーキュレーターなのでここから冷風、温風が出るわけではありません。今日は割と暑い日だったのですが、すぐにエアコンの風が後部座席まで届くので、快適な温度になりました。風の向き、風量などは手動で調節できます。
夫が力説する性能について
燃費がめっちゃいい25.6km/L
ハイブリットにもいろいろ種類があるようでしが、スペーシアカスタムには、マイルドハイブリットという方式が使われています。
ディーラーの方の説明によると、基本はエンジンを使って走るけれど、動き始めや、加速するときにモーターが補助してくれるので燃費がよくなるそうです。
モーターは減速するときのエネルギーで充電されます。助手席の下にリチウムイオンバッテリーが搭載されていました。
これは、プラスチックのカバーがかけられているので、後部座席側から万が一お子さんが触ってしまっても安全だそうです。
モーターがアシストするので発進時も音が静かで、なめらかにギアが上がります。
今までの軽自動車のような「坂道でがんばる」という感覚はありませんでした。また、ハンドルの右側にPWRというスイッチがあります。夫のように加速感を味わいたい人には最適なボタンです。ポチっと押すとギュンッてなって嬉しいらしいです。トロトロ走りたい私のような人間には無用ですが・・・
ちなみにPWRの上のちっちゃいレバーを押すと、クルーズコントロールといって高速道路などでアクセルを踏まなくても45キロ~100キロの速度を一定に保つことができます。長時間の高速で、右足疲れたってならないのはいいですね。
マニュアル走行もできる
ハンドルのところに「+」と「-」のボタンがあります。これがパドルシフトです。
パドルシフト(HYBRID XSターボ)
ステアリングには「パドルシフト」を搭載。7速マニュアルモードに切り替えれば、シフトアップ/ダウンを操作して、スポーツドライビングの爽快感を楽しめます。
せっかくオートマなのに、なぜマニュアルにするのか私には理解不能ですが、夫には最高らしいです。
「オートマ限定」の免許しか持っていない人は、この車を運転することができないのでしょうか。ここら辺をディーラーの方に聞いておけばよかったと思います。
聞いてきました。乗れるそうです。クラッチペダルががないので、問題ないとのことでした。
近未来的!ヘッドアップディスプレイ
これはすごい面白かったです。空中に文字が浮かんで見えました。何度写真を撮ろうとしても写らなかったので、カタログを撮影しました。
走行中の速度や、エアコンを変更したりすると文字が浮かび上がります。道路から目を離さなくていいので、よそ見防止になりますね。
私みたいにぼーっと運転していて気付いたら速すぎたなんてことにならなそうです。
白線からはみ出しそうになったり、前方の車が急ブレーキしたりすると警告音が出て、このディスプレイにも表示されます。
全方位モニター付きにしたら、進入禁止などに間違って入っちゃったときにも警告表示がでるらしいです。うっかりさんに優しい車ですねぇ。
カメラで見張ってくれてる
ルームミラーの後ろ側にカメラとセンサーがついています。白線からはみ出したり、フラフラしたり、ハイビームの切り替えを忘れると警告音をだしてお知らせしてくれます。
びっくりしたのは、信号待ちしている時に前の車が動き出したら警告音を出して教えてくれたことです。ぼーっとしていて後ろの車からクラクションを鳴らされなくてすみそうです。
当然自動ブレーキもついています。急ブレーキを踏んだ時にハザードが自動で点滅して後ろの車にお知らせしてくれる機能もあります。
まとめ
アラフォーから後数年でアラフィフになる私には、安全性能はどれだけあっても心配はつきません。
今後衰えていくであろう人間の機能を車が補ってくれるならありがたいというものです。快適さ、走ることの楽しさ、安全性、いろんなことを考慮して来年までには購入したいと考えています。
読んでいただいてありがとうございました。
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