家具ってそうそう買い替えるものではありません。
長く使うものだからこそ、よく調べて納得のいくお買い物がしたいですよね。
我が家は、今、ダイニングテーブルを探しています。
これまで、転勤族で賃貸暮らし。
あまり家具にこだわっていませんでした。
ところが最近、ミニマリストブームに乗っかってお家を片付けたら、なんだかインテリアに興味がわいてきちゃってます。
我が家にぴったりで、なおかつ素敵なダイニングテーブルに買いかえたい!
というわけで先日、いくつか家具店を回ってお話を伺ってきました。
やっぱりプロの方は、知識豊富で熱量もすごい!
色んな事を熱く語ってもらって、すごく勉強になりました。
本記事では、家具専門店の店員さんに教えていただいた「ダイニングテーブルの選び方」について紹介しています。
ダイニングテーブルの選び方のコツを家具屋さんに聞いてきた
3か所の家具専門店で商品を見せていただき、お話を伺ってきました。
どちらのお店の方も、家具の知識量が半端ない。
家具を作っているメーカーがどんなところなのかとか、デザイナーさんはどういった方なのかまで、説明してくださいました。
家具大好きなんだろうなぁ。
熱い語り大好き。
家具初心者には、ちょっと難しくて、覚えられなかったんですけどね…( ;∀;)
一番知りたかったダイニングテーブルの選び方のコツについてはちゃんと覚えてきましたよ。
これからダイニングテーブルを購入しようかなぁと思っていらっしゃるの参考になれば嬉しいです。
ダイニングテーブルの選び方のコツ
- 1人分のスペースは幅約60㎝、奥行きは約40㎝
- 椅子の座面から30㎝がちょうどよい高さ
- テーブルの脚は2本か4本か
- 天板の素材
- オイル塗装かウレタン塗装か
1人分のスペースは幅約60㎝、奥行きは約40㎝
ダイニングテーブルに座って食事をするときに、1人分の必要なスペースは、幅60㎝~70㎝、奥行き30㎝~50㎝です。
4人掛けのテーブルを買おうと思うと、135㎝以上。
6人掛けなら180㎝以上の幅が必要になります。
丸テーブルの場合なら、4人掛けで直径90㎝、6人掛けで直径120㎝前後の大きさが目安になります。
部屋にそのテーブルが置けるスペースが取れるのかも大事。
椅子を置いて立ったり座ったりするには60㎝以上のスペースが必要です。
また、座っている人の後ろを人が通るには、60~90㎝ないと通りにくくなってしまいます。
椅子の座面から30㎝がちょうどよい高さ
椅子の座面から30㎝が、ちょうどよい天板の高さの目安です。
一般的に男性は低めのテーブルを好みますが、女性は高めを好む傾向にあるようです。
ご夫婦で身長差があっても、好みの高さは結果的にだいたい同じくらいになるんだとか。
私の身長は166㎝です。
ちょうどよい座面の高さは41~43㎝。
座ってみて、太ももが圧迫せず、足がきちんとつく高さが座り心地が良くなります。
座面の高さがあっていないと、太ももが圧迫され血流が悪くなります。
無意識にそれを解消しようと腰をずらして座るので、姿勢が悪くなったり、腰が痛くなったりすることも。
まさに私の今の座り方だ!だから腰が痛いのか~
ちなみに、欧米人はすねの長さが長いので、椅子の脚の前側が長めに作ってあるんだそうです。
海外デザインの椅子は日本人に合わない場合があるかもしれません。
「セミオーダーなので、脚の長さは調節できます」
と嬉しそうに言われました。
いや、今回は椅子は買わない予定なんだけど…。
テーブルの脚は2本か4本か
2本脚というのは、この写真のようなテーブル。
脚が天板の両サイドにあるタイプです。
2本か4本かはデザインの問題だけでなく、椅子の使い方にも違いが出てきます。
例えば、最近はベンチタイプの椅子が人気ですが、4本脚のダイニングテーブルだと、座ったり立ったりするときに、脚に足が引っかかってしまいます。
テーブルの脚に人間の足が引っかかるのね。ややこしいな。
4本脚の良いところは、お誕生日席が使えること。
お誕生日席?
長方形の短辺の席のこと。
人数が増えたときや、配置によってはお誕生日席に座ることもありますよね。
2本脚のテーブルでは、脚が邪魔で座りにくくなっちゃう。
天板の素材
テーブルの天板もいくつかあって、それぞれメリットデメリットがあります。
無垢
天然の木材を使ったそのまま天板に使ったもの。
大きな1本の木をカットしたものが1枚板。
幅の小さなものを組み合わせたものは、集成材といいます。
木の外側の皮のような部分を残したデザインは耳あり。
自然な木の凹凸が残っていて、木の風合いを感じられます。
1枚板だけでなく、集成材でも耳ありにする場合もあります。
- 木の風合いや経年変化を楽しめる
- 頑丈
- 好き♡
- 値段が高い
- 水分、熱はダメ
- 反ったり割れたりすることがある
突板
木の表面を薄くスライスして、芯材に貼り付けたものが突板。
芯材は、木のくずを固めたものだったり、スギなどの安価な板だったりします。
見た目は木の家具だけど、軽くてお値段もお手頃。
だけど、横から見ると木目がつながってないから、ちょっと残念な場合も。
メラミン樹脂
紙などに樹脂を染み込ませて作ったプラスチック板。
木目や大理石などいろんなデザインがあります。
耐久性に非常に優れていて、熱、水、キズに強い。
小さなお子さんやペットがいて、汚れや傷が心配ならメラミン樹脂の天板がいいのかもしれません。
その他の素材
グレーのザラザラした素材のテーブルがお店に置いてありました。
これ、セラミックなんです。
熱にも水にも強くて、デザイン性も優れてて、最近人気の素材なんだそうですよ。
表面がざらざらしてるので、字を書きにくいかもしれないけど、鍋をそのまま置いても大丈夫。
お値段が~( ;∀;)
オイル塗装かウレタン塗装か
無垢、突板の天板を選ぶときには、オイル塗装かウレタン塗装かも考えないといけません。
ウレタン塗装は表面に薄く膜を張ります。
少しつるつるした表面になりますが、最近のウレタン塗装はかなり技術が上がってきているので、ほとんどわからないそうです。
オイル塗装に比べて、水や傷に強く、メンテナンスもそれほど必要ではありません。
でも、長時間水につけても大丈夫っていうほどでもないし、10年くらいすると塗装が剥げてしまいます。
剥げたら自分では塗りなおせません。
オイル塗装は、膜を張らないので、木の表面のさらさらした質感を楽しむことができます。
水、熱、キズに弱く、定期的にメンテナンスが必要。
手がかかるけれど、きちんとお手入れすれば長く使えます。
キズがついてもサンドペーパーで擦って、オイルを塗り込めば大丈夫。
時が立てば、色が明るくなったり、暗くなったり、自然の変化を楽しむことができるのもいいですね。
- 割と水に強い
- メンテナンスはあまりいらない
- 剥がれたら自分では直せない
- 経年変化は楽しめない
- 木の質感とは若干変わる
- 木の風合いや経年変化を楽しめる
- 手をかけるのが楽しい
- 軽い傷や汚れは自分で補修できる
- 定期的にメンテナンス
- 水分、熱はダメ
選び方が分かったのでダイニングテーブルを購入しよう
- 1人分のスペースは幅約60㎝、奥行きは約40㎝
- 椅子の座面から30㎝がちょうどよい高さ
- テーブルの脚は2本か4本か
- 天板の素材
- オイル塗装かウレタン塗装か
以上が家具専門店の店員さんに教えてもらったダイニングテーブルを選ぶポイントです。
- 小さいお子さんがいて、キズや汚れが心配なら、 比較的安価で水や摩擦、熱にも強いメラミン樹脂の天板。
- 木の風合いが好き、長く使いたいという方なら、無垢のオイル塗装。
といった感じで、生活スタイルや、家族構成に合わせて考えるのがよいみたい。
さて熱いパッションをお持ちの店員さんのアドバイスを受けて、我が家が購入したのはどんなダイニングテーブルなのか??
続きはまた今度💛
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