こんにちは。レイナ@happyreina_です。
無印で定期的に開催されている「しまい方のコツ実演会」というイベントがあるのご存知ですか?
先日無印のホームページを眺めていたら、イベント開催のお知らせがあったので参加してみることにしました。
大人気のイベントらしくて、直近のイベントは満席になっていたのですが、ようやく先日参加することができました。
このイベント無料なのに、しかも30分しかないのに、とっても収納に関して勉強になりました。
内容を簡単にご紹介します。興味のある方はぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
ちょっとしたお土産ももらえましたよー
無印良品しまい方のコツ実演会
無印良品のフロア内にあるカーテンに囲まれた一角でイベントが開催されました。
参加者は3名。
3名しか受け入れてないんだから、すぐ満席になってキャンセル待ちになるはずです。
30分間ですが、収納アドバイザーに指定されている無印良品のスタッフが講師となって、実演を交えながら、収納のコツを教えてくれます。
無料です!
収納のコツ
分類する
断捨離でも整理収納アドバイザー講座でも言われることですが、まず最初に不要な物を取り除くことが大事です。
- 使っているもの
- 今は使っていないもの
- もう使わないもの
- すでに使わないもの
に分類してみます。
これって整理収納アドバイザー講座の「人と物の関係基本領域図」に通じる考え方ですね。
アクティブ領域 | プロパティ領域 |
スタンバイ領域 | スクラップ領域 |
- アクティブ領域…今使っているもの
- スタンバイ領域…今は使わないけど待機しているもの
- プロパティ領域…もう使わないけど持っているだけのもの
- スクラップ領域…壊れているなどもう使えないもの
この領域の広さのバランスが人によって異なるわけです。
アクティブ領域が一番広くなるようにするのが、シンプルで使いやすい生活をできる状態で、スクラップ領域、プロパティ領域が広くなると、物があふれゴチャゴチャしている状態になります。
整理収納アドバイザー講座では、プロパティ領域、スクラップ領域のものは今すぐ捨てましょうということだったのですが、無印のしまい方実演会では、「今使っているもの以外は捨てましょう」と言われます。
結構ばっさりいきますね。
まとめる
残った今使っているものたちを、用途別、頻度別などにまとめます。
整理収納アドバイザーでも「グループ分けする」という項目がありました。
同じ目的で使用するものは、同じ場所にあったほうが使いやすくなります。
例えば、私は化粧水を2本持っています。
お風呂上りに使うものと、朝リビングでお化粧するとに使うものです。物を減らすためには1本でいいのですが、2本あった方が便利です。
お風呂上りにはボディクリームなどとセットにして、朝リビングで使うものは、他のメイク用品と一緒にまとめて、収納しています。
この使う目的でまとめるって結構大事で、必要なものをまとめることで、自分がどれだけ物があるのか把握できます。
すると収納場所に合う収納用品もわかるので、無駄にサイズの合わない収納棚やカゴなどを買ってしまうのを防ぐことができます。
サイズ測らずにカゴ買ってきてしまう私には耳の痛い話でした。
位置を考える
人が一番使いやすいと感じるゾーンは、立った時の目線の位置から伸ばした指先までの範囲なんだそうです。
その次が、指先から足元までの高さ、目線より上が一番使いにくい位置になります。
当然身長が違えば、使いやすいゾーンは変わってきます。
大人と子供では大きく変わってくるし、ご主人と奥様の身長差があれば、目線の位置って結構変わりますよね。
使いやすくするためのコツ
必要なものをまとめて、収納する位置が決まったら、使いやすく収納することも大事ですね。そのためのコツが3つあります。
- 仕切る
- 立てる
- 印をつける
です。
仕切る
1つの収納場所にいろんの種類のものを収納するときには、収納場所を仕切ることが取り出しやすくするコツです。
仕切りにおすすめの商品としていくつか紹介してもらいました。
不織布仕切りケース
収納場所に合わせて、高さを変えることができる不織布のケースです。
ポリスチレン仕切り板
仕切りたいものの大きさに合わせて、組み合わせて仕切りを作ることができます。
立てる
基本的に収納するものは、立てたほうが使いやすくなります。
服も平置きよりも立てたほうが、柄が見やすくなって目的の服を取り出しやすくなります。たたみ方を工夫することで、服が自立します。
印をつける
実演会に参加するとこんなステッカーをお土産でいただくことができました。3センチ四方のビニール製ステッカーです。
透明に黒の分かりやすいアイコンが書かれているだけなので、シンプルでいろんな場所に使いやすそうですね。
印をつけるときのポイントは、使う人にとってわかりやすいことです。
小さな子供が使うのに「stationary」なんていう印をつけても、見た目はおしゃれだけど、読めなければ意味がありませんよね。
服のたたみ方のコツ
服のたたみ方について実演で教えていただきました。
立てて収納するので、なるだけ四角形になるよう畳んだほうが、取り出しやすくなります。
Tシャツ
- 襟元と肩でまっすぐ追って、袖は垂らします。
- 両側たたんだら、半分に折ってさらに半分にすると四角形になります。
ニット
- Tシャツと同じように襟元、肩のラインで折った後、裾から2/3のところで折り返します。
- そこから半分にすると、厚みが均一な四角形になって取り出しやすくなります。
ジーンズ
ジーンズはボタンを留めておいたほうが型崩れがしにくいそうです。
左右の足を揃えて折って、裾をポケットのラインに合わせております。
股の部分が三角に出っ張るので、折って中に入れます。
もう一度、ポケットのラインに合わせております。
それを半分にすると、厚みが均一で、きれいな四角形ができます。
便利なサイト
最後に収納する場所に合わせて収納用品や家具を購入したいときに便利なサイトを教えてもらいました。
収納用品を置きたいスペースの大きさをはかると、そのスペースに入ることのできる商品だけが表示されるサイトです。
例えば、横幅100センチ、高さ80センチ、奥行き50センチの空間があるとします。その数値を入力すると、下のほうにズラズラっと、そのスペースに入る商品が並んでいます。
この中から一つ、スタッキングチェストを選択します。すると、その残りのスペースに合う商品が表示されるんです。
これとっても便利ですよね。
スペースに合わせたピッタリの収納用品が簡単に選べるんです。お店にメジャー持って行って、測ってメモして、家帰ってもう一回測って…っていう作業をしなくてもいい!
無印良品しまい方実演会まとめ
30分ですが、とっても勉強になりました。
最後にスタッフさんに収納のお悩み相談にも乗っていただいて、とっても有意義な時間を過ごすことができました。
定期的に開催されているようなので、興味がある方は参加してみてはいかがでしょうか。