立春から数えて88日目は八十八夜です。
立春は2月4日。
うるう年なので例年より1日早い5月1日が「八十八夜」でした。
新茶の季節ですよ~。
お茶農家をしている友人から新茶が送られてきました。
今まで飲んだお茶の中で一番おいしいと思っている南九州市の頴娃茶です。
ほんのり甘みがあって、香り高くて本当に美味しいお茶なんですよ。
茶筒に移した後の袋を、スーハ―スーハ―して癒されてます(*´▽`*)
最近はペットボトルでお茶を飲む習慣ができて、急須でお茶を飲む家庭が少なくなっているそうです。
ぜひ、新茶を急須に入れて味わってほしい。
茶農家の友人直伝の本当に美味しいお茶の淹れ方を紹介したいと思います。
八十八夜に嬉しいお茶の贈り物
友人から新茶が送られてきました
お茶農家をしている友人が毎年、新茶を送ってくれます。
友人と知り合うまでは、スーパーで買った安いお茶で満足していました。
だけど、このお茶を飲んでしまったらもう、スーパーの安いお茶では全然ダメ。
朝一番に熱めのお湯で濃いお茶を飲むのが好きです。
スッキリ目覚めてシャキッとする感じ。
鹿児島茶は全国第2位
写真は南九州市。奥に見える山は開聞岳です。
このあたりは一面が茶畑。
少し高台になるので、日当たりはいいですが冬は寒くなる寒暖差がある地域です。
お茶の栽培に適している土地。
土地が広いので、大規模なお茶農家さんが多い地域です。
紅白のおめでたそうな暖簾がかかった大きな機械で収獲していて、この時期、お茶を蒸すいい香りが漂ってます。
南九州市でお茶農家をしている友人から、美味しいお茶の淹れ方を教わりましたので紹介したいと思います。
美味しいお茶の淹れ方
茶葉は1人分2グラム
ティースプーンに中盛くらいで、2グラムです。
1人分、2人分だと茶葉が少なすぎるので、人数が少ないときはちょっと多めが美味しいです。
急須は茶葉が広がりやすいタイプを選ぶ
取り外せるカゴがついているタイプより、茶葉が広がりやすい急須の方がよくお茶が出ます。
この急須は常滑焼。
渋みを吸着してお茶をまろやかにしてくれます。
ボコボコ沸騰したお湯はいったんお湯のみへ
沸騰したらしばらくまって、水道のカルキ臭を飛ばします。
そのまま急須へ注がず、いったん湯呑へ。
お湯は器を移すたびに、だいたい10度温度が下がります。
こんな感じの湯冷ましを使ってもいいかも。
急須にお湯を入れたら1分待つ
急須にお湯を入れて、蓋をしたら1分待ちます。
よくここで、急須を回したり揺らしたりする人がいますけどダメですよ。
1分たったら静かに回し注ぎます。
回し注ぐというのは、急須を回すんじゃなくて、お湯のみに順番に入れるということ。
三人分のお茶を入れるとしたら、①→②→③→③→②→①と湯呑にお茶を注ぎます。
お茶の色や味が均等になるからです。
急須を回して怒られた人は私です(;'∀')
温度で変わるお茶の効能
- 水出し…カフェインが少なく飲みやすいお茶
- 熱湯…カフェインが出るので苦め
- 低温…渋みを抑えたうまみのあるお茶
同じ上級煎茶でも、お湯の温度によって味が変わります。
水出し緑茶
水出しは、1リットルの水に10gのお茶を入れて6時間以上冷蔵庫で冷やします。
カフェインがでないので、妊婦さんや子供でも飲めます。
これから気温が高くなるし、ごくごく飲める水出し緑茶を冷蔵庫に常備しておいてもいいですね。
熱湯で淹れる
熱いお湯で淹れるとカフェインがしっかり出たお茶になります。
集中力アップ間違いなし。
仕事や勉強するときにおススメですよ。
お茶に含まれているカテキンも出てくるので、健康効果も期待できます。
低温で淹れる
お湯の温度が60度くらい。
低温で淹れたお茶は、カフェインが出にくく、テアニンという物質が抽出されます。
リラックスを促す物質で、飲めばホッとできるかも。
急須でお茶を淹れて飲んでほしい
最近はペットボトルのお茶しか飲んだことがない方も多いそうです。
ペットボトルのお茶も美味しいけれど、急須を使ってゆっくりと淹れるお茶もぜひ楽しんでもらいたい。
特に今の時期、新茶は香り高くてとても美味しいです。
美味しいお茶で、ホッと一息いかがですか?
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