羽仁もと子家計簿を使い始めて3か月。
最初はとても書くのが難しくて大変だったのですが、今はだいぶ慣れてきました。
この家計簿の特徴は、副食物費かなぁと思うんです。
普通の家計簿とは違ってすごく独特だけど、これをマスターするとすごく節約を意識しやすくなるんですよね。
実際、私も食材を買い物するとき、今日の予算はいくらなのか把握して、予算内に収まるようにするようになりました。
無駄なものを買わなくなったし、ちょっと良いものを買うのが減りました。減っただけだけど💦
この記事ではちょっとわかりにくい羽仁もと子家計簿の副食物費の書き方について説明します。
ガイドの中に副食物費の書き方について簡単な説明があるんだけど、ちょっと正直わかりにくい。
理解するのに時間がかかりました(;^ω^)
難しいけど、マスターすると節約できる副食物費の書き方について、わかりやすく解説してみようと思います。
羽仁もと子案家計簿は副食物費がカギを握る!
なかなかインパクトのある表紙ですよね。
羽仁もと子案家計簿の中身については、こちらで詳しく紹介しています。
羽仁もと子家計簿の項目は、13種類に分かれています。
- 食費
- 光熱費
- 衣服費
- 教育費
- 交際費
- 教育費
- 娯楽費
- 保健衛生費
- 職業費
- 特別費
- 公共費
- その他2つ
1か月ごとにそれぞれの項目が分かれています。
だいたいは、「予算から使った金額を引いていく」一般的な書き方と同じなんですが、副食物費の書き方だけがちょっと違います。
絵柄カバーのタイプもあるみたい↓↓↓
羽仁もと子案家計簿の食費
羽仁もと子案家計簿では、食費は大きく3つに分けて書きます。
- 副食物費--おかず
- 主食費--お米やパン、小麦粉など
- 調味料費--調味料、飲料、酒など
簡単に説明すると、副食物費はおかず、主食費はお米やパン、調味料費は調味料と飲み物などです。
なぜこのように分けるのか考えてみると、1日で消費するものと、数日かけて消費するもの分けてあるのかなぁという気がします。
この家計簿が考えられた116年前は冷蔵庫や冷凍庫なんて普及してなかった。
きっと毎日お買い物に行ってたんでしょうね。
主食費、調味料費は買い物した時に記入しますが、副食物費は毎日記入するための欄があります。
買い物した日だけ書いてもいいんだけど、毎日書いていたほうが予算を把握する練習にはなるかもしれません。
副食物費の書き方(例)
いつも新しい手帳を買ったらコピーを取って試し書きすることにしています。
羽仁もと子家計簿もコピーを取りました。
これは我が家の実際の家計簿ではないです。見本ね。見本。
まずは予算を決める
まずは副食物費の予算を決めます。
今のひと月の食費はいくらくらいでしょうか。
そこから主食と調味料費を引いたら副食物費の予算がでますね。
主食の目安は、だいたい1人3600円、調味料費は1人2000円とガイドに書いてあります。
とりあえず目安としておいて、1か月たってから改めて予算を立て直してもいいですね。
我が家はお米や味噌は実家で作ってるので、主食はだいたい1000円ちょっと、調味料費は2000円くらいでした。
だいたいの目安を決めたら、AとBに分けます。
Aは、肉や魚、卵、野菜などのおかず。
Bは、意識して分けておきたいものです。
「無駄遣いしているかな」と思っても辞められないものを分けておくと、かなり節約の意識が高まります。
私は、ついコンビニスイーツを買っちゃうので、ひと月1000円の予算を立てて、その中でやりくりすることにしました。
だいたい夫婦で2回買えるか買えないかくらいです。
Aを30000円、Bを1000円として、副食物費全体は31000円の予算にしました。
AとBをわけたら、Aを30日で割ったものが予算です。
羽仁もと子家計簿のガイドによると、だいたい1人あたり1日600円が目安のようです。
地域によって物価も違うし、子供たちの年齢でも変わってくると思うけど。
これは副食物費の一番上のところ。
オレンジの矢印には、副食物費全体AとBを合わせた31000円。
青の矢印は1日分の予算1000円。
緑は30日かけた金額30000円。
31日ある月でも30日分として計算します。
ピンクは前月までの差引です。
これは4月の家計簿なので1~3月までの副食物費だけの残額を書きます。
ちょっと買いすぎて赤字になってしまった想定。
1日の割当額で買い物する
1日の当日割当額に1000円を記入します。
この日は買い物をしなかったので、支払額は0円。
差引1000円です。
次の2日は、前日の差引1000円と、当日の割当額1000円を足した2000円を記入します。
ここまでを、前日の1日のうちにやっておきます。
すると2日に買い物に行ったとき、今日の割当額は2000円なので、その金額以内の買い物をしようと意識するわけです。
これが節約にはとっても大事だと思うんです。
予算を守って無駄な買い物をしないためには、使える金額をしっかり意識しておくこと。
予算を意識しないでいると、「あ、これ!おいしそ~♪」とか「これ食べてみたい」とかの誘惑に負けてしまう私。
予算を守らなくちゃと思うと、結構諦められます(笑)
2日は500円の買い物をしたので、差引は1500円。
これを3日の割当と足して、2500円が3日に使えるお金になります。
31日ある月の場合
ひと月を30日で計算して、予算を1000円×30日=30000円としています。
31日は1日の割当がないので、前日の差引がそのまま31日の予算です。
そういえば31日ない月は「ニシムクサムライ」って覚えると便利って聞いたのはつい最近の話。
手をグーにしたときのコブで覚えてたけど、「ニシムクサムライ」の方がスマートか?
緑の矢印の1000円が今月の残金。
1か月の予算30000円から1000円を引いたら、今月の支出がわかります。
羽仁もと子家計簿のすごいところは、計算機を使わなくてもすぐに計算できることもあります。
昔はそろばんだっただろうから、結構めんどくさかっただろうなと思うんですよね。
支払った金額を全部足していかなくても、予算から残金を引くという簡単な計算ですむようになってます。
割当外の副食物費の書き方
意識しておきたいお買い物を記入するB割当外の副食物費です。
例えば
- お菓子を買いすぎてるなと思ったら、お菓子だけ。
- お酒をよく飲むなあと思ったらお酒だけ。(※お酒は調味料費に入れるようになってますが、意識したいときはこの項目でも。)
という感じ。
自分の楽しみに必要だけれど、あまり使い過ぎたくない項目を書いておくと、予算内で節約しつつ、楽しむこともできますよね。
B割当外の副食物費の差引100円(ピンク矢印)とAの差引1000円を足すと、青の矢印の副食物費全体の今月の残金になります。
前月までの差引の合計が-500円だったので、差額600円(赤の矢印)が1月から4月までの副食物費の残金です。
予算31000円から今月の差引1100円を引くと、今月の支払合計(緑矢印)29900円も簡単にわかります。
たまに『かぞくのじかん』に書き方が乗ってることもあります。
羽仁もと子家計簿の副食物費の書き方まとめ
普通の家計簿とはちょっと違う『副食物費の書き方』を紹介しました。
難しいし、めんどくさいけど、1日分の予算をしっかり把握できるので、買い物のときに予算を守りやすくなります。
また、予算を守ろうと思うと、無駄遣いをすることも減ったような気がするようなしないような…💦
羽仁もと子案家計簿は、手書きできっちりお金の流れを管理できるんですが、ちょっと弱点もあります。
それはクレジットカードやペイペイなどの電子決済での支払いを分けにくいこと。
予算を守っていれば使いすぎることもないんだろうけど、クレジットカードの支払いは防犯上の意味でも、いくら使ったのか個別に把握したいですよね。
そんな弱点を克服する方法は、家計簿アプリも使うこと。
2重に家計簿つけるなんてメンドクサイ!
と思うかもしれませんが、やってみるとかなり便利でした。
次回、アプリと連携させて羽仁もと子家計簿をしっかり使いこなす方法を紹介したいと思います。
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